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メールマガジンバックナンバー

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    デジマート メールマガジン【タスカル通信】2006/11/16 号

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   このコーナーを担当している、集客UP塾の土屋です。
   ※土屋のプロフィールはコチラをご覧ください
    → http://www.decopower.com/upjuku/tasucall/profile.html 

   ここでは毎週、繁盛に向けて努力している、様々なお店の話を
   していきますが、その悩みも、お店が今おかれている立場に
   よって様々です。
   私は次のように分類しています。

  =土屋の定義=====================

  ○お店の“売り”がはっきりしていない。→初級
  
  ○お店の“売り”は明確になったが、
   お店の“思い”はまだ伝わっていない→中級
  
  ○お店の“思い”が徐々にお客さんに伝わり始めた
   →上級

  ○お店の“思い”がお客さんに浸透している
     →有段者・黒帯レベル
  
  ○お店とお客さんがコミュニティを形成している
     →達人の領域

  ===========================


  大まかですが、こんな感じで分けてます。あなたのお店は
  今どの段階でしょうか?
  ※詳しい説明はvol.1をご覧ください



  繁盛店になるには、順序があります。

  ただ、この話は、訪問先のお店でもすぐには分かって
  いただけないことが多いもの。

  気持ちはよく分かります。
  お店としても早く手を打ちたいでしょう。

  『即効性のある集客の具体策をまず教えてほしい。』
  そんな声を多く耳にします。

  もしあなたのお店が、短期的(ここ1−2ヶ月とか)に、
  どうしても売上を作る必要がある、というのであれば、
  すぐにプロモーションをかけるのもやむをえないでしょう。

  でも、急場しのぎの広告は、反応も悪いし効果が長続きしません。


  そこで、今日は、繁盛しているあるお店のプロモーションの
  効果の話をします。

  すなわち、“売り”を明確にし、さらにお店の“思い”が
  お客さんに伝わっている、上級〜有段者クラスのお店が、
  いかに効率よく集客ができているか、という実例をお話します。

  “売り”を明確にし“思い”を伝える、というステップを踏む事が、
  いかに大切かを、あらためて認識していただければと思います。

  ではいってみます。


  そこは、駅からやや外れた場所にあるカウンターだけの小さな居酒屋。

  一応表通りに面していますが、初めての方がふらりと立ち寄れる
  雰囲気ではありません。なのに、安定して来店があります。

  週末ともなれば、いっぱいで入れないことも時々あるほど。

  ご主人は、毎週末、満席でお断りする場合、なるべく気分を害さずに
  断る方法やトークにいつも頭を悩ませています。

  ご本人はいたって深刻そうですが、ぜいたくな悩みといえますよね。

  ちなみにこのお店のプロモーションは、年4回の季節の変わり目の
  キャンペーンのみ。しかも、お店の会員になっている数百名だけを
  対象にしたクローズドなキャンペーンです。

  内容は、期間中ご利用の方に、お食事券を抽選でプレゼントしたり、
  ワンランク上のお料理を通常価格で食べられるというもの。

  そして、お知らせは、お店の手づくりのハガキでの告知のみ。

  で、このお知らせに反応して、お客さんが来店する率は【平均20%】
  客単価2,500円〜3,000円程度の、夜だけの営業のお店としては
  かなり凄いです。

  お店では、このキャンペーンでの売り上げと、それ以外の常連さんの
  利用で、毎月の売り上げ目標の大半が“読める”わけです。
  (うらやましいですね)

  ではなぜ、このお店が、これほど効率のいい集客ができているのか?

  実はこのお店のご主人の強い“思い”がお店のあらゆるところに
  反映されていたからなんです。


  ご主人はこのお店を

  『ひとりで、または少人数でくつろげる、大人の隠れ家にしたい。』

  と思いました。

  その理由は単純明快です。

  ご自分のサラリーマン時代に、心からそういう場所が欲しかったから。

  この気持ち、サラリーマンならみんなあるんじゃないでしょうか?
  ※独身の人は自宅=隠れ家かもしれませんが


  料理は、いちいち選ぶ必要のない、おまかせコースが中心。

  お店は、宴会などの団体利用がない、カウンターオンリー。

  2度目からは、まるで常連客のようなフレンドリーな接客。

  その他、
  器や内装、BGMなどもすべて“くつろぎ”がテーマになっています。

  さらに、フリーのお客さんが入りにくい店構えも、既存のお客さんの
  “くつろぎ”につながっています。

  ここまで徹底されると、お客さんにはその“思い”が、しっかり
  伝わります。

  そして、その“思い”に共感した方は、何度も足を運んでくれます。

  こういう状態になれば、
  集客のためのステップを一段上がったといえます。

  このように、お店の“思い”を伝えるという、ステップをクリア
  したうえで、広告・宣伝をしかけているから、この好結果が
  うまれているわけなんですね。


  どうか、

  「年4回の手づくりハガキだけで、平均20%のレスポンス!」
  という、表面だけをとらえないでください。

  お店の“思い”を伝えるという、ステップを踏んでいないお店が
  同じ事をやっても、決してうまく行かないものです。

  いかがでしょう。
  ステップを踏むことの大切さが分かっていただけましたか?



  ◆今日の一言

  広告の反応が良くないとき、あなたはどんな手を打ちますか?

  「特典が魅力不足」とか「キャンペーンの仕組みが複雑」
  というような、プロモーションの内容や、

  「キャッチにインパクトがなかった」「デザインがイマイチ」
  といった、広告表現上の問題については、よく分析されていると
  思います。

  しかし、私の経験から、これらの点を改善して反応が良くなる
  ケースは少ないです。まあ、多少は良くなるという程度。

  そして、反応が悪い原因は、お店の力(魅力・価値)そのものの
  不足にあることが多いのです。

  正確には、「お店の魅力が充分伝わっていなくて、お客さんは
  魅力不足を感じている」と言った方が正しいですね。

  この状態でプロモーションをかけても、ザルで水をすくうようなもの。
  せっかくの貴重な利益の多くを捨てているようなものです。


  多少予算はかかりますが、これをチェックするいい方法があります。

  それは、クーポン雑誌や、フリーペーパー、グルメサイトなどの
  クーポン広告を一度やってみるというもの。

  特典は『飲食代10%OFF』のようなポピュラーな物がいいでしょう。

  そして、あなたが掲載した媒体には同業で、規模や立地や知名度、
  さらにはその時の特典も同じようなお店がおそらく載っているはず。

  掲載後に必ず反応を確認しましょう。
  ※担当の営業に、聞けば教えてくれるはずです。向こうもプロ。
   真剣に聞け ばいい加減な回答はまずしません。
   (元広告マンの私が保証します)

  同じような条件のお店に比べ、大きく下回っているようなら、
  それは明らかに、お店のいいところが、お客さんに伝わっていない
  とみるべきです。

  こんな場合は、お店の“思い”を伝えるという『ステップを踏む』
  ことをまず心がけてくださいね。
                            (土屋)


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